A-HOUSE



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千葉県に建つ親子4人の住宅である。
夜もピアノが弾ける遮音性の高いリビングと広いルーフバルコニー、
オーソドックスな平面が建て主の要望としてあった。


そこで、今回あまり特殊解をプランに求めず、
壁を操作することで何か意外性を演出できないかと考えた。

住む人の動きに合わせたアールの壁を玄関ホール、ダイニング、2階の廊下に設け、
その壁に色をつけることにした。
動線のスムーズな移動と視覚の変化による意外性を楽しむことができるよう考えた結果 である。

外壁には楕円形をくりぬいた壁を一枚設けた。
和室の窓、玄関のトビラ、バルコニーの手摺などのバラバラの要素を一つにまとめ、
ファサードに統一感を与えるためである。